楽天に転職しても3年で辞めるという噂は本当なのか

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大卒者の3割は3年以内に離職すると言われています。

この数字というのは、意外にも直近20年以上変わっていません。

内閣が3月に発表したデータでは、2010年3月に大学を卒業して就職した約57万人のうち、20万人が3年以内に離職するという推計が出ています。

しかし、これはあくまで一般的な数字です。
企業によってこの数字は当然異なります。
もっと短い期間で、大量の離職者が出る会社もあるのが事実です。

「短い期間で、大量の離職者が出る会社」

その1つが楽天です。

楽天では、プロパー(新卒)社員が数多く辞めていくといわれています。

そこで、今回は楽天にスポットを当てて、口コミや評判を見ていきたいと思います。

口コミはキャリコネ(口コミサイト)などの実際の口コミを元に記載しています。

楽天ショッピングやニュースなどのサービスを提供してくれる華やかなイメージもある楽天の本当の姿を参考にしてみてください。

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楽天の基本情報

ECモール、金融、通信などさまざまな事業を展開
ECモール「楽天市場」を中心とした事業体として創業し、現在はトラベル事業や楽天銀行などの金融サービス、通信事業、情報サービス事業など、多岐に渡る事業を展開しています。


社長はみずほ銀行出身の切れ者
楽天の代表取締役会長兼社長である三木谷浩史(ひろし)氏は、一橋大学商学部を卒業後、30歳で退職するまで、現みずほ銀行で銀行員として活動していました。
行員時代にはハーバード大学に留学、MBAを取得しています。

その後、企業を決意し、小さなコンサルティング会社を設立、そこで得た収益を元手に、1997年に楽天の前身であるエム・ディー・エムを設立します。

その後も優れた経営手腕を発揮し、合理的かつ有能な経営者として知られる三木谷氏ですが、東北楽天ゴールデンイーグルスの球団オーナーとしてはイマイチなようです。

コーチそっちのけで、球団の戦略に介入したがるため、コーチ・選手が困惑する場面がたびたびあったと言われています。

ほとんどが辞めると噂の「楽天市場事業部」

楽天で特に多くの退職者が出すのが、ネット通販の楽天市場を担当する楽天市場事業部です。

楽天市場事業部は、
「ネット広告で高いノルマを課され、朝早くから終電までほぼ毎日働かされる“激務”な部署」
(楽天市場事業部に営業で勤務していた元社員のAさんの口コミ)だそうです。

そのため、楽天市場事業部の離職率は、3割どころではありません。
半数近くの人が会社を去ると言われています。

2010年度入社で、楽天市場の営業に配属されたプロパー社員は、わずか半年で半数が辞めたというから驚きです。

この時は、システムエンジニアとして開発に配属など、営業以外に配属された社員までもが、三木谷浩史会長兼社長の「楽天市場の売り上げアップが急務だ。担当者を増員させよ」という、鶴の一声で、配属が急遽変更。

希望していなかった人も営業に投入され、その激務ぶりにあてられ、退職者が続出したといわれています。

役員・社員は全員集合!「朝会」という名の苦行

楽天市場事業部以外の部署でも楽天のやり方そのものに疑問を感じ、外へ出て行くプロパー社員も多数存在している

「入社して少し経った頃から同期とは、『ちょっと変じゃない?』と話していた。例えば、朝会が業務時間外に8時からあるのもおかしい。『自由参加』とうたっているけれど、出席管理されていて、3回休むとボーナスが減額される。あなたもう2回休んでますよ、と貼り出されて脅されることもあった」(元従業員のAさん)

Aさんは、この頃から「楽天って変だ。辞めようかな」と感じていたという。

 
「朝会」とは「社長のありがたいお話を聞ける週1回開催の素晴らしい会」なのだとか。

その内容は社長の講話、役員たちによる各部署の売り上げの進捗報告、トピックス報告、社内連絡などだ。以前は毎週月曜日の朝8時から開催されていた。
2011年からは社内公用語を「英語」にすることになったため、国際時間に合わせて毎週火曜日に開催されているという。

この朝会、一般社員は「8時までにIDの振り当てられた社員証で打刻し、朝会に出席した痕跡を残せば良い」(Aさん)。
しかし、役員クラスは朝会前に事前会議があるため、朝7時には会社に来なければならないという。
業務時間外の朝会もだが、この事前会議も「業務外なのに要出席」というのだから、“苦行”でしかないでしょう。

上司に好かれることがすべて!出世して更に労働環境は最悪に

一方で、キャリアアップや出世について疑問を抱いて、離職する人も少なくありません。

キャリコネの口コミを見ると、
「簡単に言えば、社内営業が得意な人が簡単に出世する会社だと思います。一方で非常に能力が高くても、社内営業が下手だったりすれば、貧乏くじをひかされ続ける傾向が強かったです。一般的に会社も人間関係で成り立つ側面もあり、どの会社もそのような面はあると思いますが、その傾向は楽天に限って言えば非常に強いと思います」(30代前半_経理の女性社員)

元社員で楽天市場事業部の営業の人も「特に市場事業部では、社内でキーパーソンとなっている人への個人的な営業を含め、上の人から好かれる能力は数字を出すことと同じくらい大事」と告白する。

ただ、社内営業や上への覚えを良くするように努力して出世しても、さらに大変なことが待っている。

例えば、楽天市場事業部で、楽天市場の商品ジャンルごとのリーダーに昇格したと仮定します。
この役職はジャンルにもよるが、9名程度の部下を持ち、担当する商品の売り上げの責任を持つで管理職です。

その実態は「事業部長、時には役員から直接、売り上げノルマの数字を常に詰められ、部下からは『なんで私にこんなにたくさんの売り上げノルマを課すんですか!』と突き上げられるポジション。そのプレシャーは一般社員の時よりもさらに激しく半端ではない」(Bさん)。

その結果、ストレス性の顔面麻痺になる人もいて、出世しても退職してしまう人は多いともいわれています。

結局は三木谷社長(通称:ミッキー)がすべてのワンマン会社

楽天は「基本的には三木谷社長(ミッキー)の気分で色々決まる。
「トップダウンが激しい会社」と、Aさんは言う。

三木谷社長がすべてなのだ。
そして、その“ワンマン”ぶりについて、こう話している。

「社内公用語が英語になったのも彼のツルの一声。側近にはイエスマンしかいないし、彼の力が何よりも強すぎる。確かに実績はあるから、彼の言う通りにやると成功するのは分かるけど…。誰も逆らえないし、少しでも逆らうと左遷されるのは目に見えている」

そのトップの号令で決まった英語についても社員は冷めた目で見ている・・・

「社内英語化といわれてから入社している人たちはもちろんベラベラだが、以前からいる役職員はTOEIC300点台もザラにいる。そもそも語学が堪能なら、あんな会社にはいないだろう」(30代後半_営業事務の男性社員)

楽天は国内市場の鈍化を見越して、海外事業の強化を図っている。
一方で中国での事業を撤退するなど、その戦略にも不透明感が漂っている。
トップダウンで決まった英語の習得も、このお粗末な社内の状況のままでは、先行きが不安視される。

三木谷社長の絶対君主制が支配する楽天・・・
ここでは体力、精神力、対人能力、英語力のすべてを持つ人だけが生き残れるようだ。

ECコンサルタントとして楽天で3年間働いた人が語る楽天の実情

労働環境と仕事
「楽天 ECC」というワードで検索すると、様々な恐ろしい情報が出てきます。

「過酷な労働環境」「新卒がどんどん辞める」「肌荒れ、膀胱炎は当たり前←笑」など、楽天を告発するような文章や、就活生に向けて避けるように呼びかける言葉もあります。
実際、私も入社後半年位から残業時間が月100時間近くなり、終電を逃すことも度々ありました。
そして確かに肌荒れも膀胱炎も経験済です。
入社前にOB訪問で話は聞いていたのである程度覚悟していたとは言え、実際一日3~4時間睡眠の日が続くと日に日に思考力が低下するのを感じていました。

また、私の部署では帰社時間を22時より遅く打刻することはできず、(できなくはないのですが、何工数もの承認作業が必要であり、申請の手間と時間を考えると実質不可能に近いものでした)上記のような、日々24時近くまでという拘束時間を会社に正しく把握してもらえていると思ったことはありませんでした。
このような実情だけを見ると、労働環境が過酷なブラック企業であると感じる人も多いでしょう。

しかし、実際はインターネット上にあるように、「ECCはひどい仕事だ!」「過酷で健康を損なう職場だ!」と感じている人ばかりではありませんでした。
少なくとも当時の私は違い、「ブラック企業に勤めている」という意識はあまりありませんでした。

なぜなら、拘束時間の長さなどの労働環境を除いても、自分に任せてもらえている仕事の規模の大きさに面白みを感じ、自主的に仕事と長く向き合っている面も大きかったからです。ITの知識とサービスというのはどんな業界業種に限らず必要なことであり、現代社会で避けて通ることはできません。

楽天はそのサービスを他社へ提供し相互に企業成長していくことが使命なので、どんな業種の偉い人とも「IT」という分野に関しては対等に話をすることができたのです。経営を何も知らない一年目のペーペーでも、年商何億何十億という企業の社長と対等に話し提案することができるというのは本当に貴重な経験でした。

毎回提案の時には吐きそうなほど緊張していましたが、必死にそれを見せないよう、新人に見られないよう、それでいて相手を軽んじる態度にならないよう、頭をフル回転させて話をするのが面白かったのを憶えています。結果提案が通っても通らなくても、日々自分の経験値の上昇を感じ、非常に充実していた毎日でした。

このように業界に限らず様々な人と関わることができ、入社早くから責任のある仕事ができたという点では、今でも楽天という会社に非常に感謝しています。
確かに労働時間は多い傾向にありますが、責任の大きな仕事をしている分学べることはとても多いです。
労働時間を見てブラックであると言ってしまえばそれまでなのですが、業務内容によってはそう感じていない人も多くいるということを知ってほしいと思います。

給与と福利厚生
私の新卒時の初任給は月給30万円で、他企業と比べるとかなり高かったと思います。
そこだけで入社を決めたと言っていた同期もたくさんいました。

ただ、どうしても就職活動時は初任給に目がいきがちですが、仕事を続けていくにあたり重要なのは初任給ではありません。
昇給の仕方や福利厚生、残業代や賞与など、基本給以外の要素で収入は大きく変わります。

楽天では当時基本給と通勤手当以外特に手当は無く、インセンティブ手当も他企業の営業と比べると少ないものでした。
残業代も実際に働いた時間通りには入りませんし、退職金や住居手当、家族手当等福利厚生も一切無いため、基本給内でいかにやりくりして貯蓄していくかが重要でした。

しかし、目標を大幅に達成したりした場合は別途インセンティブが支給されますし、優秀な働きをしている人は年齢や年次に関係なく昇格、昇給することができます。
そのような点で言えば、きちんと自分の仕事に対する対価が給与として支払われているため、いわゆるブラックであるとは言えないでしょう。

また、楽天に限らずIT企業はあまり年功序列が厳しくない企業が多いと思いますので、やりたいと思ったことに対して手を挙げやすくキャリアを自分の意志で積んでいきやすいという点はIT企業で働く大きなメリットであると言えます。

就活生の方々は、初任給などの募集要項に書かれている数字だけで判断するのではなく、福利厚生や昇給基準など、長く続けるために自分に必要な要素をよく考え、自身の志望を決めていただければと思います。

余談ですが、楽天では社内食堂が無料であることが福利厚生として大きくアピールされていましたが、営業で転勤になった場合は社食が無い場合が多く、普通に自分でランチ代を出さなくてはいけなかったため、転勤を命じられた時はその不公平さに泣きました。
福利厚生なんてそんなものです。

それでも、きっと、楽天にもイイところはあるはずだよね・・・

もちろん、楽天は悪い評判もありますが、イイ評判もたくさんあります。

捉え方・人によっては、イイと感じることもあるはずです。
何と言っても一部上場をしている超大手企業ですから。

入社できただけでも羨ましいと思う人も多いと思います。

ここからは、楽天のイイ口コミや評判を記載していきます。
転職を検討中の人は参考にしてみてください。

「三木谷さんは厳しいけど、必ずチャンスを与えてくれる」

楽天は実際に働いてみると、想像していたような体育会系のところはなく、待遇もよく、居心地のいい会社でした。

ただこれは部署や、ポジションによっても感じ方が違ったり差はありそう。グループ全体で1万人以上もいるので、部署によってかなり違いがあるように思います。
上司に恵まれていましたし、とてもやりやすい環境で働かせてもらえたのかな。

でも全般的には待遇がいいと思います。
三木谷さんは厳しいことを言うときがありますが、必ずチャンスを与えたり、猶予をあたえますし、全般的にいい人が多い会社だと思います。

その他口コミ
かなり濃い営業会社です。
うまく上に数字を報告出来る人、無茶でも数字を合わせられる人が最終的には勝っていきます。
また上からの命令は絶対のため、急遽出てきたオーダーに答えられる臨機応変さも大切。

人事部からエンジニアに異動して1か月半でMVPに

異動の時にいくつかの部署と配属面談をしたんですが、配属されたのは楽天の中では小さい方のサービスで、確かサービスインから2年ぐらいの時だったと思います。
配属初日、マネージャーとの面談で、「今日からあなたはプロジェクトリーダーです。メンバーはあなた一人です。進め方から考えてください。」というものすごい振られ方をしました。すげーこれが楽天の開発現場か!とわくわくしたものです。

異動して初プロジェクトを1月半でスピードリリースしたということで、楽天賞MVPという楽天グループ全体の月間MVP的な賞をいただきましたが、プロジェクト自体はそんな感じだったのでぼくの力がどうこうというよりは、人事からの異動の経緯も含めて色んな人にプレゼントしてもらったという感じでした。

その他口コミ
それぞれに働き方がゆだねられているので、定時に帰る人もいれば、残業が多い人もいる。
それぞれが心地よいスタイルで仕事をしてる。
ブラックなイメージは過去のもので、いまはとってもホワイトな会社だといえます。

ECコンサルタントとして楽天で3年間働いた人が語る楽天の実情

労働環境と仕事
「楽天 ECC」というワードで検索すると、様々な恐ろしい情報が出てきます。

「過酷な労働環境」「新卒がどんどん辞める」「肌荒れ、膀胱炎は当たり前←笑」など、楽天を告発するような文章や、就活生に向けて避けるように呼びかける言葉もあります。
実際、私も入社後半年位から残業時間が月100時間近くなり、終電を逃すことも度々ありました。
そして確かに肌荒れも膀胱炎も経験済です。
入社前にOB訪問で話は聞いていたのである程度覚悟していたとは言え、実際一日3~4時間睡眠の日が続くと日に日に思考力が低下するのを感じていました。

また、私の部署では帰社時間を22時より遅く打刻することはできず、(できなくはないのですが、何工数もの承認作業が必要であり、申請の手間と時間を考えると実質不可能に近いものでした)上記のような、日々24時近くまでという拘束時間を会社に正しく把握してもらえていると思ったことはありませんでした。
このような実情だけを見ると、労働環境が過酷なブラック企業であると感じる人も多いでしょう。

しかし実際は、インターネット上にあるように、「ECCはひどい仕事だ!」「過酷で健康を損なう職場だ!」と感じている人ばかりではありませんでした。
少なくとも当時の私は違い、「ブラック企業に勤めている」という意識はあまりありませんでした。

なぜなら、拘束時間の長さなどの労働環境を除いても、自分に任せてもらえている仕事の規模の大きさに面白みを感じ、自主的に仕事と長く向き合っている面も大きかったからです。ITの知識とサービスというのはどんな業界業種に限らず必要なことであり、現代社会で避けて通ることはできません。

楽天はそのサービスを他社へ提供し相互に企業成長していくことが使命なので、どんな業種の偉い人とも「IT」という分野に関しては対等に話をすることができたのです。経営を何も知らない一年目のペーペーでも、年商何億何十億という企業の社長と対等に話し提案することができるというのは本当に貴重な経験でした。

毎回提案の時には吐きそうなほど緊張していましたが、必死にそれを見せないよう、新人に見られないよう、それでいて相手を軽んじる態度にならないよう、頭をフル回転させて話をするのが面白かったのを憶えています。結果提案が通っても通らなくても、日々自分の経験値の上昇を感じ、非常に充実していた毎日でした。

このように業界に限らず様々な人と関わることができ、入社早くから責任のある仕事ができたという点では、今でも楽天という会社に非常に感謝しています。
確かに労働時間は多い傾向にありますが、責任の大きな仕事をしている分学べることはとても多いです。
労働時間を見てブラックであると言ってしまえばそれまでなのですが、業務内容によってはそう感じていない人も多くいるということを知ってほしいと思います。

給与と福利厚生
私の新卒時の初任給は月給30万円で、他企業と比べるとかなり高かったと思います。
そこだけで入社を決めたと言っていた同期もたくさんいました。

ただ、どうしても就職活動時は初任給に目がいきがちですが、仕事を続けていくにあたり重要なのは初任給ではありません。
昇給の仕方や福利厚生、残業代や賞与など、基本給以外の要素で収入は大きく変わります。

楽天では当時基本給と通勤手当以外特に手当は無く、インセンティブ手当も他企業の営業と比べると少ないものでした。
残業代も実際に働いた時間通りには入りませんし、退職金や住居手当、家族手当等福利厚生も一切無いため、基本給内でいかにやりくりして貯蓄していくかが重要でした。

しかし、目標を大幅に達成したりした場合は別途インセンティブが支給されますし、優秀な働きをしている人は年齢や年次に関係なく昇格、昇給することができます。
そのような点で言えば、きちんと自分の仕事に対する対価が給与として支払われているため、いわゆるブラックであるとは言えないでしょう。

また、楽天に限らずIT企業はあまり年功序列が厳しくない企業が多いと思いますので、やりたいと思ったことに対して手を挙げやすくキャリアを自分の意志で積んでいきやすいという点はIT企業で働く大きなメリットであると言えます。

就活生の方々は、初任給などの募集要項に書かれている数字だけで判断するのではなく、福利厚生や昇給基準など、長く続けるために自分に必要な要素をよく考え、自身の志望を決めていただければと思います。

余談ですが、楽天では社内食堂が無料であることが福利厚生として大きくアピールされていましたが、営業で転勤になった場合は社食が無い場合が多く、普通に自分でランチ代を出さなくてはいけなかったため、転勤を命じられた時はその不公平さに泣きました。
福利厚生なんてそんなものです。

ブラック企業だと思われてしまう弱さ
前編では楽天という企業の特徴を述べてきましたが、営業が厳しくとも、楽天だからこそ得られるものは多くあります。
そして給与等の面でも、ブラックとは言えないと私は思っています。

ではなぜ、楽天の営業はブラックであると言われてしまい、就活生からも避けられるような評価を受けてしまうのでしょうか。
ここからは、楽天がそのような評価を受けてしまっても仕方がないと私が感じていた弱さについて述べたいと思います。

私が働いていた上で感じていたのは、「上司が若い」「新卒社員が多い」ということに対する弊害です。
IT企業は創業年数が若い企業が多く、つまりは経営陣や上司の年齢が若いことが多いです。

楽天も創業からまだ20年経っておらず、社長自身も50歳に満たないため、他日系企業と比べると圧倒的に若い企業です。
私が新卒一年目の時、直属の上司は20代前半、その上の上司は20代後半、部長クラスの人たちもせいぜい30代前半から後半の人たちでした。

もちろん年齢が若いからという理由だけでは無いですが、若い企業の特徴として「情熱で高い目標も乗り切ろう!」という雰囲気があり、ロジックがあまり無いのに勢いで仕事をすすめようとすることが多くありました。

当時は上司の指示で21時を過ぎても顧客に架電業務を続けさせられたり、24時を過ぎてその日一日の流通総額を確認するまで社内に残るよう指示があったり、これは必要なことなのか?と疑問を持つような指示との戦いであったと記憶しています。

そのように気力と勢いを持って仕事をしていくことが若い企業の成長の秘訣であるという面もありますが、普通に考えれば夜遅くに顧客に架電することは迷惑以外の何者でもないですし、しかもその時間に営業をされたとしたらその企業への信頼は上がっていくわけがないことはすぐに分かることです。

若い上層部の人たちもあまり他社経験が無いため、本人も上から降ってくる高い目標に冷静に思考ができず、とにかく長い時間業務をして電話をし続ければ成果が出るはず、という安易な指示ばかり降りてきていたことは、納得ができない点でした。

また、楽天は新卒社員を大量採用しており、その弊害も感じていました。
新卒社員は他企業にて教育を受けたことが無いため一から仕事を教えなければいけないという労力はかかりますが、逆に言えば企業の洗脳がしやすいという企業側のメリットがあります。

私の同期で同じ営業職に配属された人は70人ほどいましたが、一年後に元気に仕事をしている人は三分の二以下に減っていました。
休職や退職という状態になってしまった人の多くは非常に真面目な人であり、上司の指示をくそまじめに遂行しようとした結果、体調や精神を病んでしまったケースがほとんどでした。(私はあまり真面目に聞いていなかったので三年続けることができました)

新卒社員は自分に与えられた指示や仕事に対して、疑問を持つという意識があまりありません。
もちろんがむしゃらに仕事をするという事は大切なのですが、初めて社会人としてこなす仕事に必死になってしまい、そもそもの問題点や目的を見失いバランスを崩してしまいやすいのです。

楽天もまさにその典型で、有名大学を卒業した地頭の良い新卒をたくさん集めてもどんどん体力や精神に限界を感じて辞めていってしまうため、常に人が足りず一人当たりの仕事量は増える一方になり、さらに仕事効率は悪くなっていっていました。

新卒社員が多い傾向があるIT企業は特に、そのような悪いスパイラルに陥りやすい環境にあると思いますので、常に自分で意識を持って与えられた指示業務に対する意図を考える時間を確保することがとても大切だと思います。

このように、楽天では人の入れ替わりが激しく一人で行う業務量に無理が生じてしまったり、マネージメント力の低い上司からの指示が無理のあるものになってしまったりするために「ブラック企業である」と認識されがちなのだと私は感じています。
これがもし、今後マネージメントや新卒育成に関して良い変化が生じてくれば、従業員に無駄に恨まれることなくさらに学びの多い企業へ成長していくのではないかと期待しています。

ECコンサルタントとは・・・
ECC(ECコンサルタントの略称)という仕事は、簡単に言えば楽天に出店している店舗を一人当たり100店舗程担当し、電話や往訪などを行いながら売上増大の為のアドバイスを行うという仕事です。

名目上はコンサルタントなのですが、ECCには3つの指標(広告目標、流通目標、講座販売目標)が常に課されており、その中でも広告販売の目標のウェイトが高いため、顧客へのアドバイスが広告営業に偏りがちになってしまうという現状があります。

また、3つの指標を達成するために業務量はどうしても多くなり勤務時間が長くなる傾向があるため、ブラックであると言われがちです。

楽天という企業では目標は絶対達成しなくてはいけないので(他企業も基本は絶対達成だと思いますが、間違いなく他企業よりも達成に対するプレッシャーが大きいと思います)、仕事がきついと感じる人が多く、ECCに配属された人は一年経たず辞めてしまう人も多いのです。

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年収・離職率など労働環境まとめ


最後に転職を検討中の方のために、楽天に転職した場合の働きやすさや年収、離職率をまとめて記載しておきます。

年収は高めだが退職金がない
一般的な会社員の平均に比べて年収が高めで、平均年収は689万円です。
職種によっても年収が異なり、もっとも年収が高い建設・土木系エンジニアは平均800万円、もっとも年収が低いクリエイティブ職は平均528万円となっています。

ただし、退職金や確定拠出年金制度などがないため、出世して在籍中にたくさん稼げる人でないと厳しいです。

残業代は月40時間までは基本給に含まれており、40時間を超えた分はしっかり残業代がつきます。
しかし、リーダー以上の役職の場合は裁量労働制になるため、残業代は出ません。

家賃補助なしだが食事が無料で提供される
家賃補助はありませんが、食事は社内のカフェテリアで朝食・昼食・夕食を無料で提供しており、メニューも豊富です。
「食費が掛かるのは休日だけ」という社員もいます。

社内託児所や授乳室も設置されているので、育児中の女性も働きやすいです。

また、有料ではあるものの、通常よりも格安で利用できるフィットネスジムも社内にあるので、勤務前に利用する人も多いです。
ランドリーサービスやヘアサロン、マッサージ&鍼も社内で利用できるので、仕事に集中しやすい環境になっています。

日系企業ではありますが、福利厚生は外資系基準で充実させています。

残業が少なく勤務時間も長くない
1日の平均的な勤務時間は9~10時間程度で、月の残業時間は46時間が平均です。
熱心な社員は遅くまで残る人もいますが、やるべき仕事さえできていれば、定時退社でも問題ないという社風です。

また、オフィスがキレイで最新設備が整っており、リフレッシュできる施設やコンビニも社内に完備されているので、長時間の勤務でも過ごしやすいです。

ただし、休みの取りやすさはイマイチで、有給消化率は40~60%ほどです。

離職率が高い
楽天の離職率は正式には公表されていませんが、よくも悪くも社長の三木谷氏の意見がすべてといった社風のため、合わなくて退職する人も多いです。
特に、楽天市場事業部はノルマが厳しいので離職率が高く、新卒の半数が配属から半年で辞めたこともあります。

参考までに、従業員数は約5,500名で、平均勤続年数が4.6年、平均年齢は33.7歳となっています。

勤務地は国内各地と海外
楽天は、国内外に数多くの拠点を展開しており、研修期間も東京本社および国内外の各拠点に配置されます。

配属後は東京本社をはじめ、国内支社や海外支社での勤務の可能性があります。

楽天が募集している求人

ITエンジニア
楽天Edyなどのモバイルペイメントに関する基幹システムから、スマートフォン用アプリまでの企画・開発・保守などを行います。

①ITエンジニア経験とシステム開発経験が必須
・学歴不問
・ITエンジニアとしての実務経験
・何らかのシステム開発経験
・TOEIC600点以上(読み書きができれば話せなくてもOK)

②特定業務経験者は優遇
・Java(PHP)の開発経験3年以上、またはAndroid/iOSの開発経験3年以上
・プロジェクトのマネジメント経験
・システム企画の経験

アドソリューションズ事業の求人
リクルーターとして採用活動を行う仕事です。

①大卒以上で人事系実務経験が必須
・大卒以上
・中途採用業務、または人材紹介会社における採用経験3年以上
・ジュニア~経営層まで、さまざまなレベルの候補者との面接経験
・基本的なPCスキル(Word、Excel、PowerPoint)
・経験業種は不問

②採用活動経験者は優遇
・採用戦略の企画立案・実行の経験
・ダイレクトリクルーティングの経験(ソーシングからクロージングまで)

企画提案営業
就活生をターゲットとしたメディア「みんなの就職活動日記」を活用した採用プロモーションを、新卒採用企業に提案します。

①応募できるのは大卒以上で法人営業経験者
・大卒以上
・法人営業経験1年以上

②人材ビジネスの実務経験があれば優遇
・人材ビジネス業界での実務経験
・売るだけでなく、顧客のニーズを探り、企画提案型の営業ができる
・前向きかつ顧客志向で、目標達成志向が高い

経理担当の求人
楽天および国内関連会社の経理を担当します。支払管理、売上管理、財務会計(IFRS)、開示、税務、監理等、複数のポジションを募集しています。

①応募できるのは大卒以上で経理経験者
・大卒以上
・事業会社での経理実務経験(3年目安)
・経理および税務の視点で、楽天の事業のオペレーションを理解し、業務を行える
・TOEIC800点以上、または同程度の英語力

②会計システムの使用経験やマネジメント経験があれば優遇
・会計システムSAPの使用経験
・業務改善、システム導入経験
・チームを統率した経験
・英語が流暢

事業管理
楽天モバイル事業の収益予測、週次でのコスト管理、週次PL作成、事業計画立案までを行う仕事です。

①応募できるのは大卒以上で簿記2級程度の会計知識を有する人
・大卒以上
・簿記2級程度の会計知識
・戦略的な思考、マーケティングの基本理論
・社内外のステークホルダーを巻き込み、プロジェクトを推進できるコミュニケーション能力
・優先順位、メリハリを意識して企画・ディレクションできる
・試算・数字が作れる

②上場企業での実務経験などがあれば優遇
・上場企業の経営企画・経営管理部門での経験3~5年程度
・経営コンサルティング会社でのコンサルティング経験3~5年程度
・TOEIC800点以上

1.楽天に転職するために押さえておくべき2つのポイント

1.転職エージェントで非公開求人もチェックする
転職サイトに掲載されている求人を紹介しましたが、この他に非公開求人が出ている場合もあります。

楽天に転職したいなら、転職エージェントで非公開求人もチェックするべきです。

非公開求人は、転職サイトなどに公開されている求人よりも好条件であることが多いです。

楽天の面接で聞かれる質問
転職理由、志望動機、自己PRといった基本的な質問以外で、楽天の面接で聞かれる質問をまとめました。

・過去の失敗体験と、そこから学んだことは?
・今、何を感じているか
・壁にぶち当たったらどうするか
・MySQLとOracleデータベースの設計思想の違いは?
・楽天のこれからと求められる能力はどのようなものか
・なぜ面接を受けようと思ったのか
・楽天に対して質問はあるか
・役員の名前を答えよ
・今までで一番辛かったことは?
・好きになれそうにない商品を販売しなければならない場合にどうするか

楽天の面接では企業研究の成果が問われる
楽天について、どれだけ企業研究しているかが問われる質問が多いです。
また、困難があったときに、どのように乗り越える人物なのかを見極めるための質問は、ほとんど全員がされています。

その他、現在の英語能力のレベルや、「今後英語を学ぶ気があるか」、「社内の英語化をどう思うか」という質問も多いです。

2.最新の質問も転職エージェントに教えてもらう
掲載した以外に、新しい質問が増えている可能性もあります。楽天の面接を通過するには、転職エージェントで最新情報を教えてもらい、しっかり面接対策しましょう。

転職エージェントでは、企業ごとの傾向に合わせた面接練習も受けられます。

楽天の中途採用は、求められるスペックが高く、難易度が高いです。
部署にもよりますが、学歴以外に英語力を求められることも多く、問題解決能力もシビアにチェックされます。

楽天への転職を成功させたいなら、転職エージェントでプロのサポートを受けた方が有利です。

転職エージェントでは、面接対策だけでなく、履歴書や職務経歴書も、求人企業に合わせた書き方を教えてくれるので、自力だけで転職活動を進めるよりも選考通過しやすいです。

楽天への転職に利用するなら、大手有名企業の求人に強く、サポート力が高い転職エージェントを選ぶのがおすすめです。

楽天への転職で登録するべき転職サイト一覧

マイナビエージェント

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・マイナビ独占求人も多数
・書類応募、面接日程の調整や条件交渉も代行

転職がはじめての人でも、丁寧に業界情報や面接対策を無料で教えてくれます。
保有している求人が豊富にあるため、未経験歓迎の求人を保有している可能性が高い。
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マイナビエージェント

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コメント

  1. ミキオ より:

    まさしくこのページに書いてある通り楽天事業部に配属されてたけど、5年在籍した俺はメンタルがすごいだけなのか。確かに就業中はキツかったけど給料よかったし、俺的には満足。実際、成長できたし。

  2. 匿名 より:

    モチベーションは大事。実際に所属した事はないがこれらを見せられたらここでの転職はない。
    むしろもっと評価してくれる場など腐る程ある。過小評価もいいところ。
    人材なんてそれこそ「馬鹿とハサミは使いよう」って言葉がある様にうまく機能させられない
    無能な奴が管理しているからに他ならない。
    極端に言えば中卒だろうが外国人だろうが秀でた能力を活かせさえすれば学歴なんてなんの役にも立たないし、高学歴だろうがプライドが邪魔してトンでもない行動を起こすアホさえいる。
    つまり何が言いたいかといえばモチベーションを高めてくれる職場かどうかで成長・衰退が決まると言って過言ではない。楽天は後者であると断言できる

  3. 某東証一部上場勤務 より:

    これからはどれだけ長く企業に在籍するかより、どれだけスキルをしっかり育成できるかが重要な時代。超一流企業と呼ばれた東芝やシャープ、NECの衰退。公務員の多くが給料削減、公務員介護職への転身。という時代だからこそ、若いうちにきつい会社に入ってスキルを積んで、転職していくのがいいと思う。

  4. 某外資系IT企業 より:

    ちなみにですが、私が在籍していた時代に退職金制度は新たにできました!

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